Aonagi Law office碧凪法律事務所

職員の労働問題

暗い部屋でスマートフォンを見ながら目元を押さえる女性

先生方が安心して長く働ける環境づくりと、強固な労務基盤の構築を

保育・教育現場において、人材の確保と定着は最も重要な経営課題の一つです。しかし、多様な働き方(正社員、パート、非常勤など)が存在する中、雇用契約の不備やメンタルヘルスを含めた安全衛生対策の遅れ、問題職員への対応苦慮、ハラスメント問題といった労務トラブルに頭を悩ませる園が増加しています。

労務トラブルは放置すると、他の優秀な保育士の離職、園の雰囲気の悪化、さらには労働基準監督署からの指導や訴訟リスクへと発展しかねません。

当事務所では、事前の労働環境整備(雇用契約・規程のチェック)から、問題職員への適正な法的対応、ハラスメント予防体制の構築、さらには事業主・職員様向けの各種研修まで、園の労務管理を総合的にバックアップいたします。

こんなお悩みに対応します

  • 就業規則や雇用契約書を見直したい
  • 職員から残業代や退職をめぐる請求を受けた
  • 職員間のハラスメントや問題行動に対応したい

現場で実際に起きている労務・職員トラブル事例

園の運営現場でよく見られる事例と、当事務所の改善アプローチをご紹介します。

事例①:曖昧な雇用契約と、職員のメンタル不調・安全配慮義務違反の追及

実際にあったトラブル

  • ケースA:シフト勤務のパート職員から「採用時の説明と勤務時間が違う」「残業代が正しく支払われていない」と労働基準監督署に駆け込まれた。
  • ケースB:行事準備や書類業務が重なりメンタル不調に陥った保育士の家族から、「園の長時間労働と配慮不足が原因だ」として安全配慮義務違反(損害賠償)を追及された。

原因・課題

雇用契約書(労働条件通知書)の内容が曖昧で、固定残業代や業務範囲の規定が不十分だった。また、過重労働やメンタル不調を防ぐための「安全衛生規程」や健康管理体制が形式化していた。

当事務所の対応・改善方針

  • 雇用契約書・就業規則の改定:園の実態に合わせた労働時間・手当・変形労働時間制の規定を精査し、法的不備を解消。
  • 安全と健康を確保する規程の導入:メンタルヘルス不調者の復職マニュアルや、過重労働防止・安全衛生管理体制を可視化し、安全配慮義務を履行できる環境を整備。
見上げて泣く幼児と立ち尽くす大人暗い部屋でスマートフォンを見ながら涙をぬぐう女性

事例②:保育方針に従わない「問題職員」への不適切な対応による泥沼化

実際にあったトラブル

  • 他の職員への暴言や指示無視、不適切な保育(不適切な関わり)を繰り返す職員に対し、園長が口頭で厳しく注意したところ、「パワハラを受けた」と反論され、懲戒解雇を告げたところ「不当解雇だ」として労働審判を起こされた。

原因・課題

客観的な記録(指導歴・改善勧告書)を残さずに感情的な口頭注意のみで処分を進めてしまったため、法的な「解雇の正当性」を証明できなかった。

当事務所の対応・改善方針

  • 適正な指導プロセスの構築:面談記録の残し方、指導書・警告書の作成、段階的な処分(戒告・減給・出勤停止等)のステップをアドバイス。
  • 合意退職・法的に安全な解雇手続きの支援:園の混乱を最小限に抑えつつ、法的リスクを回避した解決の道をサポート。

事例③:園内ハラスメントおよび保護者からのカスタマーハラスメント(カスハラ)

実際にあったトラブル

  • ケースA:主任保育士の指導が過剰(パワハラ)となり若手が相次いで離職。「園はハラスメントを放置している」とSNSや外部の労働組合に相談された。
  • ケースB:保護者から過度な叱責や理不尽な要求(カスハラ)が継続し、担当保育士が精神的に追い詰められて休職した。

原因・課題

ハラスメントの相談窓口が機能しておらず、事業主や職員のハラスメントに対する共通認識・知識(リテラシー)が不足していた。

当事務所の対応・改善方針

  • ハラスメント防止規定の策定・窓口設置:内部・外部(当事務所等)に相談窓口を設置し、初期対応体制を構築。
  • 役員・職員向け研修の実施:どこからがハラスメントにあたるのか、適切な指導とハラスメントの違いを正しく理解する研修を実施。

リーガルサービス・サポート範囲

貴園の現状に合わせ、雇用規程の点検からトラブル対応、職員研修までワンストップでサポートします。

サポート分野具体的な実施内容・チェック書類
雇用契約・就業規則の点検・作成
  • 労働条件通知書 / 雇用契約書(正職員・パート・非常勤)のチェック・作成
  • 就業規則 / 賃金規程 / 36協定などの法令適合チェックおよび改定
  • 変形労働時間制やシフト管理の労務アドバイス
安全と健康の確保(安全衛生・健康管理)
  • 安全衛生規程 / メンタルヘルス対策規程の策定
  • 長時間労働防止策および医師による面接指導体制の構築
  • 休職・復職手続マニュアルの作成と運用支援
問題職員・人事トラブル対応
  • 指導書・警告書・誓約書などの文書作成指導
  • 懲戒処分の妥当性判断と法的アプローチのアドバイス
  • 退職勧奨・合意退職に向けた交渉サポート
  • 退職合意書の作成
ハラスメント防止対策
  • ハラスメント防止規程(パワハラ・セクハラ・マタハラ・カスハラ)の整備
  • ハラスメント相談窓口の設置および運用サポート
  • 事案発生時の事実調査およびプライバシーに配慮した解決アドバイス
事業主・職員向け研修の実施
  • 事業主・管理職向け: 保育現場の労務管理・適切な指導とパワハラ防止研修
  • 一般職員向け: ハラスメント基礎知識・コンプライアンス研修
  • 園全体向け: メンタルヘルス・セルフケア・ラインケア研修

ご利用の流れ

  1. 1

    ご相談・現状ヒアリング

    現在お使いの雇用契約書や就業規則、職場内での人間関係のお悩み、気になる職員の動向などについてお伺いします。

  2. 2

    労務リスク診断・プランのご提案

    契約書面の法的不備やハラスメント・労働安全衛生上のリスクを点検し、優先して取り組むべき改善案とお見積もりを提示します。

  3. 3

    規程改定・体制構築・研修の実施

    契約書や規程の見直しを進めるとともに、必要に応じて園長・主任・職員様向けの研修を実施し、園全体の意識向上を図ります。

  4. 4

    継続的な労務サポート(顧問契約)

    日常的な「これってハラスメント?」「この指導方法で問題ない?」といった軽微な疑問から、緊急時の問題職員対応まで、迅速に相談に乗れるパートナーとしてサポートします。

先生方が笑顔で働ける、安心と信頼の園運営を目指して

保育・教育の質の向上は、職員の心身の安全と健康、そして安心できる労働環境があってこそ成り立ちます。トラブルが表面化する前の「事前の仕組みづくり」と「適切な知識の共有」で、健全な園運営を全力でサポートいたします。

受付時間:平日9:00〜18:00

その他の法的トラブル

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お問い合わせ

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保護者・近隣への対応でお困りの方
事故や労務トラブルに備えたい方
契約書や規程を見直したい方

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